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妊婦さんの疲れをゆっくり癒す、温泉特集

妊娠中でもゆっくり温泉に浸かって身も心も癒されたい妊婦さんのために、温泉に秘められた優れた効果・効能やおすすめの温泉地をご紹介します。色々と我慢することの多い妊娠中だからこそ、安全に入浴するためのポイントを押さえて自分のための癒しの時間を思う存分堪能しましょう。

最高のリラクゼーションとなる温泉にはリラックス効果はもちろん、多くの妊婦さんが悩まされている冷え性や腰痛、肩こりなどを癒してくれるパワーがあります。効能は泉質によってもさまざまで、自分の悩みに合った温泉選びが大切です。

ここでは妊婦さんにおすすめの泉質や温泉に負けない癒しスポットをご紹介。出産前の今しか堪能できない充実のマタ旅を過ごしてもらうために、エリア別におすすめの温泉地もまとめてみました。

そのほかにも妊婦さんが気になる温泉にまつわる疑問についても解説。「温泉の利用を避けたほうがいい時期はある?」「感染症のリスクは大丈夫?」など、不安や疑問で温泉旅行に一歩踏み出せない妊婦さんの後押しになれば幸いです。

妊婦さんにはどんな効果が?温泉の効果効能

意外と知らない妊婦さんに嬉しい温泉の癒しパワー

育児で慌ただしくなる前に夫婦で温泉旅行に出かけて日頃の疲れを癒したいと考えている妊婦さんは多いのではないでしょうか。けれど「妊娠中に温泉に入っても大丈夫?」と不安に感じている方もいるはず。ここでは安心して癒しの時間を堪能するために、知っておきたい温泉の基礎知識や入浴する際の注意点についてまとめています。

意外と知らない妊婦さんに嬉しい温泉の効果や効能を知ることで、自分に合った温泉地と出会えるヒントが見つかるかもしれません。そのほかにもマタ旅で行きたいエリア別のおすすめ温泉地も紹介しています。

妊婦さんの温泉の効果効能とは?

妊婦さんにおすすめの温泉スポット紹介

温泉に負けない癒し効果たっぷりの「足湯」の魅力

日頃の疲れを癒すのにもってこいの温泉ですが、もっと手軽に楽しみたいという妊婦さんには「足湯」がおすすめです。服を着たまま入浴できるので、大きくなってきたお腹を見られるのが気になる妊婦さんにもぴったり。また、旦那さんと一緒に入浴できる足湯なら、もしもの体調変化にもすぐ対応してもらえるので安心感も抜群です。

ここでは妊婦さんにおすすめの足湯スポットをピックアップしてみました。実際に利用した方の口コミもまとめているので、どの足湯スポットに足を伸ばそうか迷っている方は参考にしてください。そのほかにも、温泉に負けない足湯の嬉しい効果についても紹介しています。

妊婦さんに嬉しい足湯の効果

妊婦が知りたい、温泉に関するギモン

Q.感染症のリスクは大丈夫?

不特定多数の利用客が入浴する温泉だからこそ、お腹の赤ちゃんへの影響を考えて感染症のリスクが気になる妊婦さんも多いはず。湯船につかって感染するケースは、実はあまり多くありません。それよりも気をつけたいのが脱衣所での感染です。脱衣所に備えられた共用タオルによってヘルペスやレジオネラ菌、毛じらみに感染する可能性があります。また、足ふきマットで水虫が移ってしまうケースもあり。

特に要注意なのがヘルペスの感染です。出産を控えた妊娠後期にヘルペスに感染してしまうと、出産時に赤ちゃんが新生児ヘルペスになってしまう恐れがあります。そのため、共用タオルを使用するのを避けたり掃除が行き届いている清潔な温泉を選んだりと、できるかぎりの予防策をとることが大切です。

Q.妊娠中は温泉入浴を避けたほうがいい時期はある?

温泉法が改正されて妊婦さんの温泉入浴が解禁されましたが、ママや赤ちゃんの安全のために妊娠初期や出産を間近に控えた臨月時の温泉入浴は避けましょう。妊娠初期のつわりがある時期は体調が不安定で、肌の免疫力も低下している状態です。

下腹部痛や出血を伴うこともあるため、入浴はできるかぎり避けたほうが◎。臨月も吐き気や頭痛、出血など体調のトラブルをはじめ、何かの拍子に破水する可能性もあります。

せっかくの温泉も、不安を抱えたままでは身も心も癒すことはできません。安心して温泉を楽しみたいのであれば、妊娠中期の安定期に入ってからの入浴が理想です。どうしても妊娠初期や臨月に入浴するのであれば、必ず事前にかかりつけ医と相談し、温泉施設の近隣に産婦人科を設けた病院があるかも確認しておきましょう。

Q.妊娠中に岩盤浴を利用してもいい?

デトックス効果抜群で便秘解消や美肌効果など嬉しいメリットがたっぷりの岩盤浴ですが、妊娠中の利用は安定期であってもNG。岩盤浴は雑菌が繁殖しやすく、感染リスクが高いといわれています。目に見えない雑菌によって感染症を引き起こしてしまうと、お腹の赤ちゃんの成長にも悪影響を及ぼす可能性もあり。

また、不特定多数の方が利用する共用の着衣やタオルなどに雑菌が繁殖しているケースもあるため、感染のリスクを予防するためにも妊娠中の岩盤浴の利用はおすすめしません。

そのほかにも岩盤浴で身体の芯から温まることで気分を悪くしたり、貧血で転倒したりする可能性があります。気分の悪化で食事が取れなくなってしまうと妊婦さんはもちろん、お腹の赤ちゃんの生育にも良くありません。

貧血による転倒でお尻やお腹を打つことでお腹の赤ちゃんに悪影響を与える恐れもあります。そのほかにも代謝が良くなることで脱水症状を引き起こす可能性や急激な温度上昇によってお腹の中の赤ちゃんに負担をかけてしまうこともあるので、妊娠中の岩盤浴の利用は避けましょう。

Q.スーパー銭湯に行っても大丈夫?

温泉と同じく、スーパー銭湯も妊娠初期や臨月を避けて安定期に入ってから利用しましょう。ただし、ジェットバスや電気風呂などのような刺激の強いお風呂や急激な体温変化をもたらす熱すぎるお湯は、妊婦さんはもちろんお腹の赤ちゃんにも負担になるのでNG。スーパー銭湯内のサウナや岩盤浴の利用も身体に負担をかけるので良くありません。

広々としたお風呂はストレスをためやすい妊婦さんの気分転換にもってこいですが、何よりも健康や安全を第一に利用するのがベスト。長時間の利用や一人きりの入浴は避け、負担をかけないように上手に利用することが大切です。

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