あらかじめ準備しておいた方が良いことはなに?
妊娠中の身体は、妊娠前の身体とは全くの別物。体調面で気遣う部分も出てくるため、どうしても荷物が多くなりがちです。妊婦さんにとって携帯しておくべき必需品以外の物、例えば着替えや旦那さんの服などは、あらかじめ宿泊先に送っておくと旅行の工程が楽になります。
旅行の必需品
- 母子手帳(病院の診察券)
何かあった場合、現地の病院が妊娠の経過や母子の状態を確認し、診察するのに必要です。
- 健康保険証
病院にかかる可能性を考える時、これがないと一時的ではありますが全額負担になってしまい、楽しいはずの旅行に思わぬ出費が。
- 妊娠中の検査結果のコピー
血液検査の結果などで、より詳しく母子の状態を確認することができるため、病院側も適切な処置ができます。
- 生理用ナプキン
妊娠中は突然の出血が起こる可能性も。念のため持ち歩き、出血があった場合はすぐに医師に相談しましょう。
- 飲み物
こまめな水分補給は大切です。ペットボトルや水筒に、水やノンカフェインのお茶などを準備しておきましょう
- 上に1枚羽織るものかブランケット
泊まる場所が山の上、避暑地のような場所だと、夏でも涼しく、朝晩は肌寒いことも。体温調節ができるよう、羽織れるものかブランケットを用意して冷えを予防しましょう。
旅行であった方が良いもの
- 妊娠線予防クリーム
宿泊先のホテルや室内は乾燥しがちです。ホテルや宿にアメニティでクリームや乳液が用意されていることもありますが、普段使っているクリームを持っていくと肌トラブルもなくいつも通りのお手入れができます。
- 腹帯
旅行中は、立ったり座ったり、歩く機会も多くなります。お腹をしっかりサポートする腹帯があると楽に過ごせるので、なるべく着用することをおすすめします。
- 虫除け
山や自然が多いところに行くなら刺されないように持っていきましょう。虫を媒介にした感染病の可能性が無いとも限りません。
- フェイスタオル
タオルは多めに準備すると良いです。妊娠前に比べて、汗をかきやすくなった妊婦さんも多いと思います。汗を拭いたり、日よけ代わりにしたりと何かと使えます。
- ウェットティッシュ
衛生状態は常に清潔にしておきたいもの。手やテーブルをささっと拭くのに便利です。
- ハンドジェル
食事前や、公共の乗り物、お店で物を触った後、水で手を洗えないときにすぐに除菌できるので、衛生的です。
- マスク
人混みが多いところでは、ウイルスや細菌の感染を防ぎます。また、喉の乾燥対策にも使えます。
- 加圧タイツ(弾性ストッキング)
妊婦さんの脚は、どうしてもむくみがち。長時間の移動の場合は備えておきましょう。
準備をしっかりと!ワクワクなマタ旅にしよう♪
妊婦さんが旅行するにあたって、まず確認すべきは母子手帳と健康保険証です。この2つを用意しておかなければ、病院の処置も後手後手に回ってしまい、適切な処置ができなくなります。すぐ取り出せる手荷物の中に入れて、必ず持っていきましょう。
上に挙げた「あったほうがいいもの」を参考にしつつ、自分にとって必要なものも適宜入れて、旅行に備えてください。
ただ、「あれも、これも」と心配するあまり、荷物が重くなるのは考えモノ。移動する間は使わないものだったり、旅行当日には使わない着替えであったり、お土産などかさばるものは、あらかじめ宿泊する宿に郵送したり、自宅に郵送しておくと、荷物にわずらわされることなく、余裕をもって旅行が楽しめます。
妊婦さんのための旅行プランとは?
妊婦さんの旅行は、ゆったり、ゆっくり過ごすことが基本。予定を詰めすぎず、温泉に入ったり、絶景を楽しんだりするプランが安心です。遊園地やアウトドア、アクティビティは避けましょう。宿によっては、妊婦さん向けリラクゼーションサービスを提供しているところもあります。贅沢な時間を通して、ストレス発散、疲れた身体をほぐすのがおすすめです。