妊娠中にはドライブ行っても良い?

妊娠中の旅行の移動手段として車を使うのは、自由が利くのでおすすめです。けれど、体調が変化しやすい妊婦さん自身が運転することは避けましょう。また、妊娠中は反射神経が鈍くなるので、思わぬ事故につながる可能性も。

同乗者として乗る場合は、長時間同じ姿勢で座り続けることがないように気を付けてください。お腹が張る、しんどい、酔ったと感じた時は、後部座席で横になるなど、ラクな姿勢で過ごしましょう。

ただ、シートベルトは、お腹の赤ちゃんを守るためにも、着けた方が安心です。


妊婦さんがドライブするときに気をつけたいこと

シートベルトの付け方

お腹が大きくなってくるとシートベルトで締め付けることが心配かもしれません。しかし、妊娠中でもシートベルトはきちんと着用しましょう。急ブレーキが掛かった時に、ダッシュボードや前の座席にお腹をぶつける可能性もあります。腰ベルトはお腹の下に回し、肩ベルトは胸から脇に抜ける位置に通すと、お腹に負担を掛けにくくなります。

マタニティシートベルトも考えよう

通常のシートベルトではどうしてもお腹が圧迫される、不安、という人には、マタニティシートベルトの活用も視野に入れましょう。車の座席にベルトで固定して使う補助用具で、臨月でもお腹が圧迫されることなく、シートベルトを装着できます。

疲れたときはこまめに休憩を

車での移動は自分の時間が自由に使えます。とはいえ、同じ姿勢で長時間拘束されると、疲労が溜まります。無理のないスケジュールにするためにも、1時間に1回は休憩を入れてください。体を動かせば、筋肉の強張りがほぐれるだけでなく、エコノミー症候群を予防することもできます。

お腹が張ったり、乗り物酔いなどで吐き気を感じるようであれば、後部座席で横になったり、背もたれを倒したりして、リラックスできる姿勢で休みましょう。クッションなどをあらかじめ用意しておくと、腰やお尻の負担も減ります。

動機や息切れ、息苦しさを感じるようであれば、車内を換気して、ゆっくり深呼吸。なるべく新鮮な空気を取り込みましょう。好きな音楽をBGMにして気分転換するのも有効です。

大体2~3時間くらいまで

妊婦さんにとって安全な時間は個人差がありますが、休憩も含めて23時間以内の移動距離であれば、それほど負担はないとされています。けれど、もしお腹に張りを感じるならば、無理をせず、後部座席で横になるなど、自分の体調優先で休憩を挟みましょう。

楽しい旅行にしよう!

妊娠中の移動手段として、車の移動で気を付けるべきポイントは、以下のようになります。

運転はしない

妊娠中はホルモンバランスが乱れがちで、反射神経が鈍くなり、眠気やだるさも強くなります。体調が悪い時は、特に注意力が散漫になり、大事故につながることも。車の運転は旦那さんなどに任せ、助手席や後部座席で移動中もリラックスしていましょう。

休憩はこまめに

車のメリットは、何と言っても移動時間が自由に使えるところ。妊娠中は頻尿になるので、トイレ休憩も兼ねて、1時間に1回は休みましょう。車から降りて軽く出歩けば、体に血栓が出来るのを防ぐこともできます。

シートベルトを着用する

お腹を守ることが最優先。万が一、事故にあっても、お腹をぶつけないようシートベルトはきちんと着用してください。お腹が窮屈だと感じるならば、マタニティシートベルトの利用もおすすめ。

楽しい旅行にするためには、とにかく無理をしないことが重要です。長時間の移動は避け、関東圏内の近場にある旅行スポットでのんびり過ごすプランを考えてみてください。

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