妊婦さんのストレス解消方法は?

妊娠しているときは、普段とは違う体内環境になります。ホルモンバランスが崩れることで、些細な事でイライラしやすく、涙もろくなることも。精神的な不調以外にも身体的な不調になりやすいです。たとえば、便秘や腰痛、つわり。心身共に、ストレスにさらされやすくなる時期なのです。

妊婦さんにとって大敵なストレス。上手に解消することによって、お腹に赤ちゃんがいる貴重な10か月間を楽しく過ごせたら良いですね。

ここでは、妊婦さんにも赤ちゃんにも嬉しい、妊婦さんのためのストレス解消法を見ていきます。


規則正しい生活を心がけよう

起床・就寝時間をできるだけ一定に

妊娠中は、規則正しい生活を送るように心がけましょう。

昼夜逆転が平気な妊婦さんは要注意。不規則な生活は、自覚しないうちに体をストレス状態に陥らせてしまいます。朝方まで起きていたり、夕方まで寝て過ごしていたりするという妊婦さんは、生活習慣を見直す時期。睡眠不足や過剰睡眠を避けて、できるだけ規則正しい時間に起床、就寝をしましょう。

食事を三食しっかりと取る

朝昼兼用のブランチで、夜にがっつり食事をする、といった偏る食生活を送る妊婦さんは、見直しが必要です。3食きちんと食事をとり、栄養バランスが偏らないようにしましょう。

体調を整えることで、ストレスへの対抗力がつきます。

妊娠中は便秘にもなりやすいので、きちんとした食生活を送ることで、腸内の環境も整います。

散歩やマタニティヨガで体を動かす

運動することでストレスを軽減することができます。散歩やマタニティヨガなど、適度に身体を動かすことで、心身共に健康が保てるのでおすすめ。

マタニティヨガは、妊娠中の不調や、出産に向けて心身を整えるにはおすすめの運動です。無理に行うのではなく、体調がいい時に行いましょう。心地良い環境で、呼吸に集中し自分のペースで続けることでリラックス効果が得られます。

注意したいのは、安定期に入るまでは運動は控えること。また安定期に入ったとしても、激しい運動はNG。医師と相談して、行うようにしましょう。


身体的ストレスを減らす

妊娠前にはバリバリできた、仕事や家事。手抜きはしたくない!と思うかもしれません。しかし、負担をかけ過ぎるのはNG。

重いものを持ったり、長距離の移動をしたりするときは注意が必要です。肉体的なストレスは、切迫早産・早産の原因になることもあります。

無理をせず、身体的なストレスを減らすようにしましょう。


おしゃべりをする

親しい友人と楽しくおしゃべりする時間は、気分転換にもなり、ストレスを軽減してくれます。イライラ、もやもやした気持ちが高まってきたら、何でも話せる友達に、グチを聞いてもらいましょう。ストンと気持ちも楽になります。

また、家にだけ引きこもっていると、それもまたストレスに。気分転換の為にも人に会うことは大切です。

旦那さんと話すのももちろん良いですが、女友達と話すと、同性だからこそ分かる悩みもありますよね。もし友人に出産経験がある女性がいたら、悩みや不安を相談できるので、精神的にも楽になるでしょう。

旦那さんに毎日グチっていると、相手も疲れてしまいます。たまには友人と女子トークも楽しいですよ。


○○鑑賞をする

感情を揺さぶられる?!映画鑑賞

思いっきり泣いてストレスを解消するというのも、ひとつの方法。感動して泣くことでストレスが軽減されます。

没頭できるくらいスカッとするアクション映画や、思いっきり泣ける映画など、感情を揺さぶる映画がおすすめです。

鑑賞の際には、トイレを我慢せず、いつでも停止ボタンを押せる環境が理想。そのため家で観るのがおすすめ。どうしても映画館の大画面で観たいという妊婦さんは、途中で離席しても良いように、入り口付近に座るようにしましょう。途中で体調が悪くなったときのことを考え、付き添いの人がいたら安心です。

心身の疲労回復に効果が!音楽鑑賞

音楽療法という言葉があるように、音楽には心身をリラックスさせて疲労回復に効果を発揮するパワーがあります。胎教に良いので、お腹の赤ちゃんに癒しの音楽を聴かせるという説は有名ですよね。

癒しの音楽には筋肉の緊張を和らげて、頭脳の働きを高める効果があります。また疲労回復にもなり、ストレスも和らげる効果が期待出来ます。

映画鑑賞と同様に、会場で臨場感を味わいたい妊婦さんは、途中で離席できるように入り口付近に座るようにしましょう。映画館と同じように、付き添いの人がいると安心です。その他、救護室があるかどうかの確認をしましょう。

身体を動かしたり、立ちっぱなしになったりするライブは、体調のためには妊婦さんにおすすめしません。

脳を活性化させる 美術鑑賞

美術鑑賞には、ストレスを軽減させる効果があるといわれています。事実、美術鑑賞をした後には、ストレスホルモンが減少するという結果も。

美しい絵を見たときに、脳は快感を与える神経系であるドーパミンを活性させるそうです。

美術館に行くうえで注意したいのは、こまめに休憩を取ること。つい時間を忘れてしまいがちですが、時々ベンチに座ったり館内のカフェに入ったりして、ゆっくりと休むようにしましょう。

静かな美術館で芸術鑑賞するのも、胎教に良いとされています。子供が産まれてからは、なかなか時間も作れなくなって、美術館には行きにくくなるかもしれません。今のうちにお腹の赤ちゃんと鑑賞してみるのもいいですね。


小旅行に行く

妊婦さんならでは!おすすめの旅行は?

妊婦さんにおすすめの旅行プランは、ゆとりのあるスケジュール。旅行をすることで、ちがう土地での新しい発見や、美味しいものを食べてリフレッシュにもなります。

しかし、体調が大優先。お医者さんとの相談のうえ、安定期が来てから行くようにしましょう。

宿を選ぶ際には、自分が妊婦であることを伝えると安心。宿によっては、宿泊中に何かあると困るから…と受け入れをしていない場合も。

事前に伝える事で、マタニティ用のパジャマや、抱き枕等を用意してくれるケースもあり、トラブルを回避する為にも、妊娠中であることは伝えておくことがベスト。

また、マタニティプランがある場合もあるので、確認してみてください。

妊婦さんを、快く受け入れてくれる宿を選びましょう。

ただし、注意点も…

妊婦さんの旅行には、注意点もあります。移動が多くてタイトなスケジュールですと、ゆっくりとこまめに休憩する時間がありません。また、気候が違い過ぎる場所も要注意。寒暖差で体調を崩す原因になります。

身体を第一に考えて、ゆとりあるスケジュールを組むようにしましょう。また、行く場所の気温も考えて、寒暖差の激しい場所を避け、温かい上着も持参して万全な状態で楽しみましょう。

自分に合ったストレス解消方法を見つけよう!

心身共にストレスをため込み過ぎると良くないものです。自分に合ったストレス解消法を見つけることで、素敵なマタニティライフを満喫しましょう。

数多く紹介したストレス解消法の中でも、旅行は運動も感動もできちゃう、おすすめな方法。旅行ならではの美術鑑賞ができたり、美味しい物にも出会えたりするので、ストレス発散にもってこいです。またお腹の赤ちゃんと旅行に行けるのも、貴重な思い出になることでしょう。

こちらでは妊婦さんも受けられる、旅行エステプランを紹介していますので、参考にしてみてください。

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